天然水だいすき

天然水について、思いつくままに綴っていきます。

2010年10月

ミネラルウォーターとは?

ミネラルウォーターについて、調べてみました。

ミネラルウォーターとは、容器入り飲料水のうち、地下水を原水とするものを言います。日本では特に、原水の成分に無機塩添加などの調整を行っていないものは、ナチュラルウォーターナチュラルミネラルウォーターと呼びます。一方、原水が地下水でないものは、ボトルドウォーターと呼び、これらの区分については、農林水産省がガイドラインを定めているとのことです。

最近では「自然である」や「健康に良い」として、世界的にも愛飲者が広く存在します。ミネラルウォーターとの名称から、ミネラルを多く含んだ飲料水のことと思っている人も多いのですが、ミネラルウォーターにはミネラル成分の品質規定があるわけではありません。

市販品では、ミネラルの取得による栄養補給という面よりも、各地の名水や大自然のイメージを前面に押し出しているものがほとんどです。もっとも、ミネラルウォーターに含まれる程度の量ではミネラル摂取の効果は全く期待することはできないそうです。基本的に水であるため、大量に摂取すれば摂取するほどに尿の量も増え、それに伴ってミネラル分も吸収した傍から排出されます。ミネラル分はきちんと食事から摂取した方が良いということになりそうです。

以前は単に風味の良い水として販売されていたミネラルウォーターですが、近年においてバナジウムが糖尿病抑制効果があるとして、このバナジウムを含む地下水が健康食品の一種として販売されています。なお、このバナジウムの糖尿病抑制効果には明確な裏付けがある訳ではなく、あくまでも「そのような説が発表された」という段階なのですが、早くも多くの中小の健康食品メーカーがこれらバナジウムを含む地下水の販売を行っている模様で、既に大手清涼飲料水メーカーの一部にもこれを扱う所が見られます。

ひとくちにミネラルウォーターといっても、厳密に分けると以下のようになるようです。

<ナチュラルウォーター>

特定の水源から採水された地下水を原水とし、沈殿、加熱、殺菌以外の物理的・化学的処理を行わないもの。

<ナチュラルミネラルウォーター>

ナチュラルウォーターのうち鉱化された地下水(地表から浸透し、地下を移動中又は地下に滞留中に地層中の無機塩類が溶解した地下水(天然の二酸化炭素が溶解し、発泡性を有する地下水を含む)をいう)を原水としたもの。

<ミネラルウォーター>

ナチュラルミネラルウォーターを原水とし、品質を安定させる目的などのためにミネラル調整、ばっ気、複数の水源から採水したナチュラルミネラルウォーターの混合などが行われているもの。

<飲用水、ボトルドウォーター>                                   ナチュラルウォーター、ナチュラルミネラルウォーター及びミネラルウォーター以外のもの。

選ぶ基準は人それぞれですが、やはりおいしいと感じるものが一番飲み続けられますよね。

 

 

あなたの飲んでいる天然水は本物か?

私たちが飲む水ですが、一般的な水道水とは別に天然水と呼ばれるものがあります。その名前の通り、天然成分が豊富で水によっては、甘いものもあり水道水のようなカルキ臭がありません。

 

現在、日本では500種類以上の天然水が発売されており、それぞれの産地、製造方法や水の中に含まれている成分が異なっています。その為、実際に飲み比べてみると、同じ水にも関わらず本当にビックリしてしまうものばかり。

 しかし、天然水という呼び方をされていても、残念な事に本当の天然水は限られているという悲しい現状があります。なぜなら、山奥の採水地で湧き上がっている天然の水も市街地で汲み上げられた井戸水も同じ"天然水"という呼称でまとめられているからです。

 つまり、スーパーやコンビニで売っている"天然水"は同じ呼び方をされて似たような値段であったとしても、その製造過程は全く違うものになっているのです。この為、最近ではメーカーが違うだけで中身はどれも一緒という誤解が広がっています。

この消費者の誤解を解くために最近は、天然水の販売会社が採水元に協力を依頼して天然水の自社製品を開発したり、採水地の環境をはじめ、商品の製造過程を公開しているケースが多くなってきています。

 ですから、ウォーターサーバーでご家庭にお水を供給する会社にも、本当の天然水を使っているところもあれば、水道水に手を加えておいしくしたものもあります。

飲んでみておいしければ良し、というかたもいらっっしゃるでしょうが、まずは天然水やミネラルウォーターってどんなものなのか、知っておいても損はしないと思います。

天然水もミネラルウォーターも同じと思っている人が多いのですが、実はこの2つは異なっています

 

水の大切さ

地球に存在するのうち、97%が海水と言われています。 海水は当然のことながら、飲料水として使うなどといった私たちの生活には適していません。 つまり、残り3%の淡水が、私たちの生命を支えているのです。しかし、この淡水も、北南極の氷や雪であったり、地中深くに潜む地下水であったりして、 現実には使い物にならないなのです。それらを差し引くと、実際に使える水は、全体のわずか0.0001%とさえ言われています。

お風呂の浴槽一杯が地球だとすると、私たちが使える水はそのたった一滴。いかに水資源が大切かが分かります。

一方、水は生物の主要成分であり、生物の重さの6080%は水の重さだということです。
 私たちの体の構成要素でもっとも大切なひとつである原形質は、脂肪、炭水化物、タンパク質、塩およびそのほかいろいろな物質が 水にとけたもので、これらの物質の水溶液からできています。
 水はこのように、私たちの体にとって、とても大切な要素を形づくる働きをしてくれており、これらの物質を運んだり、くっつけたりばらしたりといったことにも、密接にかかわっています。私たち人間を含む、動物の血液や植物の樹液は、栄養物を運び体から要らなくなったものを分解して取り除く働きをしてくれています。また、水はタンパク質や炭水化物のようなひじょうに重要な物質の代謝や分解の鍵(かぎ)となる物質でもあります。

そうしたなかで、私たちは当たり前のように水道の蛇口をひねればお水が出てきてくれるという暮らしをしています。このことは実は、とても贅沢なことなのですが、あまりにも当たりまえすぎて、誰もがそのことの大切さに気づいていないのではないでしょうか。
ある日、蛇口をひねってもお水が出てこないとなったら、どれだけ困ることになるか想像してみて下さい。
 私は一度、断水で半日水道が使えないことがありましたが、ものすごく不便な思いをしました。洗面、トイレ、シャワーすべて使えないという状況ですと、ただもうじっとしているしかありませんでした。今、様々な形で普及しつつあるウォーターサーバーが私の家に当時あったなら、あんなに不自由な思いはしなかったかなと、思います。

お水がいかに私たちの暮らしにとって、大切な役割を果たしているかということを改めて見直しつつ、ひとくちにお水といってもいろんな種類があること、わが国にも素晴らしい天然水という資源があることを紹介していきたいです。

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