水の味を左右するものは、水に含まれるミネラルの成分と量だそうです。ミネラルにはカルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、鉄、マンガンなどがあります。一般に、これらのミネラル成分が多くなるほど苦味や渋みを増し、良く言うとキレのある、悪く言えば全般的に後味が残るような辛い水になるそうです。ミネラル分が適量ですと、コクのある、まろやかで円満な味となるのです。
大阪大学工学部の橋本奨教授によると、一般にカルシウムやカリウムは水の味をおいしくさせ、マグネシウムや硫酸イオンは水をまずくさせるとのことです。
ナトリウムやマグネシウムは明確に味覚に感じられますので、これらが突出して大量に含まれる水は口の中に後味を残してしまい、飲みづらい味になってしまいます。
1985年4月に厚生省が発表した「おいしい水の要件」の硬度によると、おいしい水の硬度は10mg/lから100mg/lとされています。硬度の低い軟水はくせがなく、硬度の高い硬水は人により好き嫌いが出やすいそうです。
日本で製造販売されているほとんどの天然水は軟水か中硬水で日本人の口にあったものになっているため、違和感なく飲めるものが多いのです。
「大峯山 神泉洞の水」も硬度30の軟水、pH7.7の弱アルカリ性で軟水に慣れた日本人の味覚に最適な硬度となっています。
安全で安心なだけでなく、味覚的にも私たちに満足を与えてくれる天然水が、「大峯山 神泉洞の水」です。